ときどき書く読書日記
読書したものについて、ときどき記します。
2013年1月5日土曜日
鈴木崇臣『韓国はなぜキリスト教国になったか』春秋社、2012年
聖隷クリストファー大学教授・牧師である著書による。韓国はいまや総人口の
37.5%
がキリスト教徒であるという。その理由を本書は探っている。全体として、韓国のキリスト教会の現状についての論述は非常に興味深い。本書から知る限り、夜明け前の「早天祈祷会」への参加など、韓国のキリスト信者が個人としても集団としても非常によく祈る人たちであるという点に、韓国でのキリスト教浸透の理由の根本がありそうに感じられた。
私は大学院時代、現在は大学教授に加えて牧師もお勤めになっている元韓国軍将校であった韓国人留学生の方に伺ったことがあるが(次の記事参照)、徴兵制のある韓国内の「軍事文化」への嫌悪がキリスト教普及の一つの理由になってもいるそうである。
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