ときどき書く読書日記
読書したものについて、ときどき記します。
2012年4月7日土曜日
内藤理恵子『哲学はランチのあとで―映画で学ぶやさしい哲学』風媒社、2011年ほか2作
埋葬文化(お墓)研究者兼イラストレーターの内藤理恵子さんの著作三部作です(『ホネになったらどこへ行こうか』『哲学はランチのあとで』『映画じかけの倫理学』)。それそれ死生学、哲学、倫理学の分野のテーマを扱っています。該博な映画や文学からの引用と哲学者の言葉からの引用を絶妙にマッチさせています。加えて著者自身による楽しいイラストで飾られ、肝心の文章自身もまったくの初学者にもわかりやすく、共感できるもので、こうした一般向け哲学入門書としては総合的にみて非常に優れたものだと言えると思います。
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